ヒートショック対策はお風呂の前から|冬の入浴を心地よく安全に

シャワーの湯気が広がる浴室と、畳んだタオルを用意した暖かな脱衣所。

こんにちは♪

丹沢から吹きおろす風が、だんだん冷たくなってきましたね。秦野も朝晩は、もう冬の空気です🍂

これからの季節、サロンでは寒さによる身体のこわばりのご相談が増えてきます。そんな日こそ湯船でほっとしたいところですが、冬のお風呂にはひとつ気をつけたいことがあるんです。それが、家の中の温度差。ヒートショック対策というと特別なことに聞こえますが、じつはお風呂に入る「前」の準備でかなり変わってきます。

11月26日は「いい風呂」の日。その前に、冬の入り方を一緒に見直しておきましょう☆

この記事でわかること

  • 冬のお風呂で気をつけたいのが「温度差」と「熱いお湯に長くつかること」な理由
  • 入る前の準備(脱衣所・浴室を温める、お湯の温度と時間の目安)
  • 湯船から出るときと、お風呂を控えたいタイミング
目次

冬のお風呂、気をつけたいのは温度差です

冬のお風呂で気をつけたいのは、暖かい部屋と寒い脱衣所・浴室との温度差、そして熱いお湯に長くつかることです。

消費者庁の注意喚起「年末年始、高齢者の事故に注意しましょう!」(2025年12月)では、冬場にお風呂で溺れる事故が起こる原因として、温度差などによる急激な血圧の変動と、熱いお湯に長くつかることによる体温上昇での意識障害が挙げられています。

流れにすると、こんなイメージです。

場所身体に起きていること
暖かい部屋落ち着いている
寒い脱衣所・浴室寒さで血管が縮み、血圧が上がる
温かい湯船血管が広がり、血圧が下がる

この急な上がり下がりを小さくするのが、冬のお風呂のコツなんです。こうした家の中の温度差によるリスクは、ヒートショックと呼ばれることもあります。

資料のデータは65歳以上の方の事故が中心で、東京消防庁管内の調査では、溺れる事故で救急搬送された高齢の方は冬場に多い傾向とされています。ただ、入浴中の事故は持病や前兆がなくても起こるおそれがある、とも呼びかけられていて、「自分は元気だから大丈夫」と思いすぎないことが大切なんですね。ご自身のためにも、離れて暮らすご家族のためにも、知っておいてもらえたらうれしいです。

入る前に、脱衣所と浴室をあたためておく

お風呂の準備は、お湯をためるだけでなく、脱衣所と浴室をあたためておくところまでがセットです。

2018年に消費者庁が出した「冬季に多発する入浴中の事故に御注意ください!」では、脱衣所や浴室に暖房があれば入浴前に使って室温を上げておくこと、暖房がない場合の工夫も紹介されています。

ここ、意外と知られていないポイントなんです。

  1. 湯船にお湯を入れるとき、蛇口ではなくシャワーから給湯する(蒸気で浴室があたたまります)
  2. お湯がわいたら、湯船のふたを外しておく
  3. 脱衣所で暖房器具を使うときは、置き場所に気をつけて火事ややけどを防ぐ

シャワーからお湯をためるだけで浴室の寒さがやわらぐなんて、手軽ですよね♪ ほかの家族が先に入るときも、同じようにしておいてあげると安心です。

部屋どうしの温度差を、温度計で「見える化」するのもおすすめされています。リビングと脱衣所に温度計をひとつずつ置いてみると、こんなに違うんだ…とびっくりするかもしれません😅

お湯の温度と時間、決めていますか?

消費者庁が高齢者の入浴事故防止のために紹介している目安は、お湯の温度は41℃以下、湯船につかるのは10分まで。入浴中の事故についての研究班がまとめた手引きで、推奨されている目安なんです。

寒い日ほど熱いお湯に長くつかりたくなりますが、そこはぐっとがまん(笑)。湯温や入浴時間も、温度計やタイマーで見える化するのがよいとされています。

  • 給湯器の設定温度を、冬だけ上げっぱなしにしていないか見直す
  • 湯船に入るときに、スマホやキッチンタイマーで10分をセットする
  • 物足りなく感じる日は、温度を上げるより、脱衣所をしっかりあたためておく

私も、湯船につかるのは毎日のセルフケアのひとつにしています。ぬるめのお湯でも、上がったあとに寒い思いをしなければ、身体がほっとゆるむ時間になりますよ☺️

湯船から出るときは、ゆっくり

湯船から出るときは、手すりや浴槽のへりを使って、ゆっくり立ち上がりましょう。

湯船の中では、身体にお湯の水圧がかかっています。急に立ち上がると、その水圧が一気になくなって、押されていた血管が広がり、脳に行く血液が減って一時的に意識が遠くなることがある、と説明されています。そのまま湯船の中に倒れてしまうと危ないので、出るときはひと呼吸おいて、ゆっくり、がお約束です。

もうひとつ、覚えておきたい呼びかけがあります。湯船の中で意識がもうろうとしてきたら、気を失う前にお湯を抜くこと。いざというときのために、頭のすみに置いておいてくださいね。

お風呂を控えたいのは、どんなとき?

次のようなタイミングは、すぐのお風呂を避けましょう。

  • 食後すぐ:食後に血圧が下がりすぎて、気を失うことがあるため
  • お酒を飲んだあと:アルコールが抜けるまでは入らない
  • 精神安定剤や睡眠薬などを飲んだあと
  • 体調が悪いとき

それから、入る前のひと手間として、水分補給(入浴中も喉が渇いたらこまめに)と、同居の方への「今からお風呂に入るね」の一声もすすめられています。家族の方は、入浴の時間が長い、音がしない、急に大きな音がした、といったときに、ためらわず声をかけてあげてください。

夜の入浴は、寝つきとのタイミングも大事です。寝る前の何時間前に入るといいかは、寝つきが悪い秋の夜のコラムでまとめています。

よくある質問

Q. 若くて元気なら、気にしなくても大丈夫ですか?

A. 資料のデータは高齢の方が中心ですが、入浴中の事故は持病や前兆がなくても起こるおそれがある、とされています。若い方の事故リスクが高齢の方と同じという意味ではありません。年齢にかかわらず、脱衣所をあたためる、熱すぎるお湯に長くつからない、ゆっくり立ち上がる、の3つは冬の習慣にしておくと安心です。ご家族に高齢の方がいる場合は、ぜひ一緒に見直してみてください。

Q. 熱いお湯でないと、温まった気がしません。

A. 高齢者向けの事故防止資料では、お湯41℃以下・つかる時間10分までが目安とされています。物足りないときは、お湯の温度を上げるより、脱衣所や浴室を先にあたためて、上がったあとに冷えないようにしておくのがおすすめです。給湯器の温度表示や温度計で、実際の温度を一度確かめておくと安心ですよ。

Q. 入浴剤やクレイを入れても大丈夫ですか?

A. 湯船に入れるものとは別に、温度差・お湯の温度と時間・立ち上がり方の注意はいつも同じです。入浴剤は商品の表示を確認して使ってくださいね。クレイをお風呂で楽しむときの始め方や給湯器の確認は、クレイの使い方のコラムでご紹介しています。

まとめ

冬のお風呂は、入る前に脱衣所と浴室をあたためておくこと、高齢者向けの事故防止目安であるお湯41℃以下・つかるのは10分までを参考にすること、そして湯船からはゆっくり立ち上がること。この3つを押さえておくだけで、寒い季節のお風呂がぐっと心強くなります。

feel me heart では、施術の前のカウンセリングと一緒に足湯をお出ししています。冷えやこわばりが気になる季節に、ほっとひと息つきながらお話を聞かせてくださいね。冬の身体のこわばりや重だるさが続くときは、秦野の整体 feel me heart のご案内ページものぞいてみてください♪

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この記事を書いた人

ゆかさんのアバター ゆかさん オーナー

神奈川県秦野市の女性専用サロン「feel me heart」オーナーセラピストの内藤由佳です。整体とクレイセラピーを組み合わせた独自の施術で、心と身体のバランスを整えるお手伝いをしています。女性特有の不調やストレスを和らげるためのケアを大切にし、一人ひとりに寄り添う施術を心がけています。忙しい日常から離れ、自分を大切にする時間を過ごしませんか?サロンでお会いできるのを楽しみにしています。

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