首こりの原因は首だけじゃない?背骨全体からみるDRTの考え方とセルフケア

こんにちは♪
朝晩がひんやりしてきて、気づくと首をすくめて歩いていること、ありませんか?
首こりの原因というと、首そのものが疲れているイメージがありますよね。
でも実は、首のつらさには首だけでなく、肩や背中、背骨全体のバランスが関係していることがあるんです。
今日は、首こりのしくみを身体の構造からみながら、私が千歳烏山整体院で院長から学んだDRTの考え方と、おうちでできるやさしいセルフケアをご紹介しますね☆
この記事でわかること
- 首こりに関係する筋肉と、首の骨のしくみ
- DRTの考え方からみると、首こりはどうみえるのか
- 首を大きく反らさずにできるセルフケアと、受診の目安
首こりの原因は?首だけをみればいいの?
首こりには、首から肩・背中に広がる筋肉の緊張と、同じ姿勢が続くことなど、いくつかのことが重なって関係していることが多いんです。
首だけの問題とは限らない、というのが今日のポイントです。
日本整形外科学会の肩こりの解説では、首すじや首のつけ根から肩・背中にかけて張る・こるといった感覚が出て、その中心になるのは僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉、と説明されています。
僧帽筋は、首の後ろから肩、背中までを大きな菱形のように覆っている筋肉なんです。
首のこりと肩のこりは、実は同じ一枚の大きな布でつながっているようなものなんですね。
同じ解説では、関係するものとして次のようなことが挙げられています。
- 首や背中が緊張する姿勢での作業
- 猫背や前かがみの姿勢
- 運動不足や長時間の同じ姿勢
- 精神的なストレス
- ショルダーバッグ、冷房
肩こりの症状と原因について詳しくはこちら(日本整形外科学会)
首の後ろがつらいからといって、首だけをもんでもなかなかすっきりしないのは、つながっている肩や背中も一緒にこわばっていることがあるからなんです。
首の骨はどうなっているの?上のほうの骨が大事って本当?
首の骨(頸椎)は、頭を支えながら、上を見たり振り向いたりする動きを担っている背骨の一部です。
その中でも一番上のあたりの骨(上位頸椎)は、頭の骨と背骨のつなぎ目にあたる場所なんです。
ボウリングの球のように重い頭を、細い首の骨がてっぺんで受け止めているイメージをしてみてください。
頭の位置が少し前に出たり、背中が丸まったりすると、そのつなぎ目まわりや首から肩の筋肉が、頭を支えるためにがんばり続けることになります。
また、首は後ろに反らす動きにも気をつけたい場所です。
日本整形外科学会の頚椎症性神経根症(首の骨の変化で、腕へ向かう神経の根元が刺激される状態)の解説では、首を後ろへそらせると痛みが強くなり、上を見ることやうがいが不自由になることがある、と書かれています。
遠近両用眼鏡でパソコンの画面などを首をそらせて見ていることも、原因になることがあるそうです。
頚椎症性神経根症について(日本整形外科学会)
DRTの考え方からみると、首こりはどうみえる?
DRT(ダブルハンドリコイルテクニック)は、背骨をやさしくゆらす施術方法として紹介されています。
首こりも、首だけを切り取らず「背骨全体の中の首」としてみていく、ということになります。
日本DRT協会の紹介では、DRTは上原宏さんが長年の研究を経て編み出した技術とされています。
さらに、DRTを扱っている千歳烏山整体院のDRTの解説では、こんな考え方が紹介されています。
- 上位頸椎にずれやゆがみがあると、ほかの背骨や関節がそれを補うようにずれたりゆがんだりしていく
- 上位頸椎を直接調整する従来の方法とは逆に、ほかの背骨を整えることで上位頸椎も整う、という発想で生まれたのがDRT
- 施術は、背骨をゆらすことが中心
ここでいう「ずれ」「整える」は、DRT独自の考え方を説明する言葉です。首こりの原因が骨のずれだと診断したり、施術で骨の位置が変わることや症状が改善することを保証するものではありません。
首だけでなく背骨全体に目を向ける、という視点をまとめると次のようになります。
| よくあるみかた | DRTの考え方からみると |
|---|---|
| つらいのは首だから、首をもむ | 首は背骨のつなぎ目の一部。背骨全体の動きをみる |
| 首を大きく回して伸ばす | 首を無理に動かさず、背骨全体の動きに目を向ける |
| 大きなずれだけを気にする | DRT独自の考え方では、補正的なずれにも着目する |
DRTは、私が以前勤めていた千歳烏山整体院で、院長から学んだ方法です。
feel me heart の「リンパ整体」は、大川カイロプラクティックセンターで学んだ大川メソッドと、それとは別の方法であるDRTの両方を取り入れた、ボキボキしない施術です。
ここで紹介したのはあくまで考え方なので、実際にどこにどうアプローチするかは、お身体の状態をみながら決めていきますね。
首こりはこじらせやすい?
feel me heart でお悩みとして多いのは、首・肩こり、腰痛、慢性疲労の3つなんです。
その中でも首・肩こりは、こじらせている方が多い印象があります。
忙しい毎日だと、つらくなってからやっと気づく…ということも多いですよね。
首こりのお悩みについては、以前のコラム「頑固な首肩こりにお悩みの女性へ♡」でも書いています♪
だからこそ、つらさが強くなる前に、日常でこまめにゆるめてあげることが大切なんです。
首こりのセルフケアは、どこを動かせばいい?
首こりのセルフケアは、首を直接ぐいぐい動かすより、温める・肩をゆるめる・背中から動かす、の順番がおすすめです。
この順番は取り組み方の一例です。無理のないものを選んでくださいね。
日本整形外科学会の肩こりの解説でも、予防として、同じ姿勢を長く続けない、蒸しタオルなどで肩を温める、適度な体操、入浴で身体を温める、といったことが挙げられています。
痛みが出るところまでは動かさず、気持ちいい範囲で、息を止めずにゆっくり行ってくださいね。
これはサロンの施術とは別の、おうちで気軽にできるセルフケアです。
1. 首のつけ根を温める(数分)
- 蒸しタオルを用意し、肌に当てる前に熱すぎないか確かめます
- 首の後ろから肩にかけてのせて、深呼吸しながら数分ほど休みます
寒くなってくると首をすくめがちなので、温めて「首をすくめなくていいよ」と身体に教えてあげるイメージです☺️
2. 肩をすくめて、すとんと落とす(5回)
- 椅子に座り、息を吸いながら両肩を耳に近づけるように持ち上げます
- そのまま2〜3秒キープします
- 息を吐きながら、肩の力をすとんと抜いて落とします
- これを5回くり返します
首から肩を覆っている僧帽筋に、一度ぎゅっと力を入れてから抜くことで、力が抜けた感覚をつかみやすくなりますよ。
3. 背中を丸める・起こす(3〜5回)
- 椅子に浅めに座り、両手をひざの上に置きます
- 息を吐きながら、おへそをのぞきこむように背中を丸めます
- 息を吸いながら、胸を前に出すように背中を起こします(あごは上げすぎず、目線はまっすぐ前のまま)
首は動かそうとせず、背中から動かすのがコツです。
背骨全体が動くと、そのてっぺんにある首も自然と一緒に動いてくれるんです。
やりがちだけど気をつけたいこと
- 首を大きくぐるぐる回す
- 天井を見上げるように、首を大きく後ろへ反らす
すっきりしそうで、ついやりたくなりますよね😅
でも、首を後ろへ反らすと痛みやしびれが強くなる状態もあるので、無理に反らすのは控えて、背中から動かすほうを選んでみてくださいね。
デスクワークで背中までこわばる方は、「デスクワーク疲れは背中にたまる?背骨をこわばらせない1時間ごとのリセット」もあわせてどうぞ♪
よくある質問
Q. 首こりがつらいとき、整体に行っても大丈夫ですか?
A. こりや張りが中心であれば、整体で身体をゆるめるのも選択肢の一つです。
ただ、痛みが続く・強くなる、腕や手のしびれがある、首を後ろに反らすと痛みが強くなる、腕に力が入りにくい、といった場合は、まず整形外科で相談してください。
どちらか迷うときも、先に医療機関でみてもらうと安心ですよ。
Q. DRTは首を直接ボキッとするんですか?
A. 千歳烏山整体院の解説では、DRTは背骨をゆらす施術として紹介されています。
feel me heart の「リンパ整体」も、ボキボキしない施術です。
強さや感じ方は人それぞれなので、気になることがあれば施術中でも遠慮なく伝えてくださいね。
Q. 首を回すとポキポキ鳴るのは、こっているからですか?
A. 音だけで、こっているかどうかを決めることはできないんです。
ただ、首を大きく回したり反らしたりするのは、状態によっては負担になることがあります。
音を鳴らしたくなるときほど、温める・肩をすとんと落とす・背中から動かす、のやさしいケアを試してみてくださいね。
まとめ
首こりには、首から肩・背中に広がる僧帽筋の緊張や、同じ姿勢が続くことなど、いくつかのことが関係しているんです。
DRTの考え方では、首を背骨全体の中のつなぎ目としてみていきます。
おうちでは、首を大きく反らさず、温める・肩をゆるめる・背中から動かす、の順番でやさしくケアしてみてくださいね。
feel me heart は、秦野市・渋沢駅から歩いて行ける女性専用のプライベートサロンです。
大川メソッドとDRTを背景にした「リンパ整体」で、背骨全体からやさしく身体をゆるめていきます。
お身体のことを相談しながら、ゆったり過ごしていただけたらうれしいです♡
施術の種類や流れは、秦野の整体|feel me heart の整体のご案内で詳しくご紹介しています♪
