デスクワークの運動不足はどう補う?働きすぎの筋肉と休みすぎの筋肉

こんにちは♪

「今日、お昼とトイレのほかに立ったかな……」

パソコンを閉じたときに、ふとそんなことを思う日はないでしょうか😅 寒くなってくると、外を歩くのもちょっとおっくうになりますし、デスクワークの運動不足が気になってくる季節です。

でも不思議なのは、一日中座っていただけなのに、夕方にはぐったりしていること。今日は、根本改善整体の背景にある「ゆるめる・鍛える・動かす」の考え方を手がかりに、この疲れの中身をのぞいてみます。机と椅子があればできる体操も紹介しますね☆

この記事でわかること

  • デスクワークで働きすぎる筋肉と、休みすぎる筋肉の違い
  • 座っている時間は「1日の合計」と「1回の長さ」に分けて見直せること
  • 机と椅子でできる「ゆるめる・鍛える・動かす」の体操
目次

じっとしているのに、なぜ疲れるの?

じっとしているように見えて、身体の一部は働き続けているからです。反対に、まったく出番のない筋肉もあります。疲れの原因はお一人おひとり違いますが、この偏りが関係することがあるんです。

たとえば、頭の重さを支える首や肩、キーボードの上で腕を浮かせている肩まわり。首から肩、背中にかけて広がる僧帽筋(そうぼうきん)は、座っている間もお仕事中です。

一方で、お尻の大殿筋(だいでんきん)や太もも、ふくらはぎの筋肉は、立ったり歩いたりするときが出番。座っている間は体重を椅子にあずけているので、ほとんど仕事がありません。

会社にたとえるなら、数人にだけ仕事が集まって、残りの社員はずっと席で待機している状態。働いている人は残業続きで、待機している人は仕事の感覚を忘れていく。これではどちらも、調子が出ませんよね^^

日本理学療法士協会が公開しているアーカイブ版の冊子「理学療法ハンドブック 産業分野の予防」(2023年発行。協会は、アーカイブ版は最新の情報と異なる場合があると案内しています)でも、仕事などで長時間同じ姿勢を続けると、背骨にかかる力のバランスが崩れ、筋力低下や猫背が進み、首や腰の痛みの原因になると説明されています。

座っている時間は、合計と1回の長さで分けて考える

座りすぎは、1日の合計時間と、1回あたりの長さの2つに分けて見直せます。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 成人版」では、デスクワークや、座ったり寝ころんだりしてテレビやスマートフォンを見ることも、座位行動として説明されています。平成25年の調査では、平日の座っている時間の合計が8時間以上と答えた女性は33%でした。

そして厚生労働省の研究班がまとめた「働く人のための身体活動のポイント(2025年版)」には、ポイントが別々に並んでいます。

見直すところ目安・工夫
1日の合計座っている時間を減らす。まずは座りすぎの時間を10分減らす
1回の長さ例えば30分に1回、3分程度立ち上がって身体を動かす
動く時間まずは身体活動を10分増やす

つまり、休日にがんばって運動する日があっても、平日に何時間も立ち上がらない日が続くなら、そこは別に見直したいところ。「運動」と「座りっぱなしを区切ること」は、同じお話ではないんですね。

家事や仕事のすきま時間に、体操などで身体を動かすのもひとつの方法です。車で移動することが多い方は、駐車場で少し遠い場所に停めて歩く機会を作る、という工夫も取り入れやすいと思います🚗

「ゆるめる・鍛える・動かす」でデスクワークをみると?

働きすぎた筋肉をゆるめて、休みすぎた筋肉を使い、最後に身体全体を動かす。この順番で見ていく考え方です。

feel me heart の根本改善整体は、私がいま学んでいるメディカルブックジャパン(松田塾)の考え方を背景にした、運動療法を取り入れた整体です。メディカルブックジャパンの事業の紹介ページでは、「緩める×鍛える」を中心にした考え方と紹介されています。

理学療法士の松田圭太さんが考案した MSMメソッドでは、サライ.jp の解説によると、頑張りすぎて硬くなった筋肉を過労筋、使えていない筋肉を不労筋と呼び、こう進めていきます。

  1. ゆるめる:過労筋をゆるめる
  2. 鍛える:不労筋を鍛える
  3. 動かす:再発しないように、体全体を正しく動かす

デスクワークに当てはめると

MSMメソッドには、デスクワークについての説明は見当たりませんでした。ここからは、基本の考え方をデスクワークの身体に当てはめると、こうみることができる、というお話です。

段階デスクワークに当てはめると机と椅子でできること
ゆるめる働き続けた背中・肩まわり、じっとしていたふくらはぎ机を使ったストレッチ
鍛える待機が続いた足指・お尻・太もも足指じゃんけん、スロースクワット
動かす同じ角度で止まっていた股関節や身体全体股関節回し

足指は体の土台として、最初に取り組むところとされています。デスクの下でそっとできるのも、うれしいところです。

これは身体の見方のひとつで、施術の手順や、これでデスクワークの疲れがなくなるという意味ではありません。

ちなみに、仕事の緊張が抜けない方は、力を抜く感覚を忘れていることが多いんです。もっと休まなきゃと思うより、身体に「もう終わったよ」と伝えてあげる。ゆるめる時間は、そんな合図にもなると思っています♡

机と椅子があれば、3段階で試せます

順番は、ゆるめる → 鍛える → 動かす。痛みや辛さを感じない強さで行います。

足指じゃんけんは MSMメソッドの体操、それ以外はハンドブックにのっている体操です。

1. ゆるめる:机を使ったストレッチ

動かない机を使います。キャスターつきの椅子には手をつかないでくださいね。

ふくらはぎのストレッチ

  1. 机に両手をつき、片脚を後ろに引きます
  2. 後ろの脚のかかとを床につけて、ふくらはぎを伸ばします
  3. 20〜30秒保ちます。左右それぞれ1〜3回

上半身のストレッチ

  1. 机に両腕をのせて、足を後ろに下げます
  2. 腕の間に頭を下ろすように、上半身を前に倒します
  3. 20〜30秒保ちます。1〜3回くり返します

2. 鍛える:足指じゃんけんとスロースクワット

足指じゃんけん(座ったままで)

  1. かかとを床につけて座ります
  2. 足首を曲げて、足の先が天井を向くように意識します
  3. 指の部分を床から少し離して、グー・チョキ・パーの動きをそれぞれ3〜10回

じっくりスロースクワット

  1. 足を肩幅より広めに開いて立ちます
  2. 椅子に座るように、ゆっくり後ろへ腰をおろします
  3. 太ももが床と平行になるくらいまでおろしたら、ゆっくり立ち上がります
  4. これを10回くり返します

見ておきたいのは、次の3つです。

  • 膝がつま先より前に出ていないか
  • つま先と膝が同じ方向を向いているか
  • 戻るときに膝を伸ばしきっていないか

椅子に座る動きに似ているので、席を立つついでに思い出しやすいんです☆ 体調に合わせて、無理のない範囲で行ってくださいね。

3. 動かす:股関節回し

  1. 手を腰に当てて立ちます
  2. 頭はまっすぐのまま、上半身の動きを意識します
  3. 左右1回ずつ、腰を大きく回します

胴体がねじれていないか、股関節が動いているかを感じながら、ゆっくりどうぞ。

こんなときは、先に医療機関へ

運動で痛みが増すときは、すぐに中止して、理学療法士や医師などに相談してください。

次のようなときは、体操で様子をみず、整形外科で相談してくださいね。

  • 首や腰の痛みが強い、だんだん強くなる
  • 手足のしびれがある、力が入りにくい
  • じっとしていても痛む、夜に痛む

病気や痛みのある方は、始める前に医師などの専門家に相談しておくと安心です。

よくある質問

Q. 平日は座りっぱなしです。週末にまとめて運動してもいいですか?

A. 週末の運動も大切にしたい習慣です。週に1回でも健康増進効果があるという報告があり、日本人男性で週末の運動と2型糖尿病のリスクを調べた研究がその例として挙げられています。ただ、1回あたりの座っている時間の長さは別のポイントなので、平日は立ち上がる区切りも作ってみてください。

Q. 30分ごとに立つのは、仕事中だと難しいです。

A. 30分は「例えば」として示されている目安です。推奨の数字は目安と考えて、個人のライフスタイルに合わせることが大切とされています。背骨のこわばりのコラムで紹介した1時間ごとの区切りは、画面を見る作業の休み方についての目安です。お仕事の状況に合わせて、立ち上がれるきっかけを探してみてくださいね。

Q. スクワットのやり方が合っているか不安です。

A. 自己流が気になるのは、自然なことだと思います。私も整えるトレーニングを自分で続けていますが、久しぶりに対面で受けたときに違いを実感しました。セルフケアだけだと我流になりやすいので、定期的に見てもらうのも大事だと感じています。

まとめ

デスクワークの運動不足は、運動の量だけでなく、座っている時間の合計と1回の長さからも見直せます。働き続けた筋肉をゆるめて、待機が続いた足指やお尻を使い、身体全体を動かす。まずは席を立つ合図を、ひとつ決めるところから始めてみましょう。

feel me heart の根本改善整体は、運動療法を取り入れた整体です。週1回から始めて、様子をみながら通う間隔をご提案しています。渋沢駅から徒歩8分、女性専用のプライベートサロンです。

リンパ整体との違いは、秦野の女性専用サロンの整体案内にまとめています♪

ご予約はこちら♡
LINE からもお気軽にご相談いただけます♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゆかさんのアバター ゆかさん オーナー

神奈川県秦野市の女性専用サロン「feel me heart」オーナーセラピストの内藤由佳です。整体とクレイセラピーを組み合わせた独自の施術で、心と身体のバランスを整えるお手伝いをしています。女性特有の不調やストレスを和らげるためのケアを大切にし、一人ひとりに寄り添う施術を心がけています。忙しい日常から離れ、自分を大切にする時間を過ごしませんか?サロンでお会いできるのを楽しみにしています。

目次