洗濯物干しで肩がつらい人へ|腕を上げる時間を減らす干し方のコツ

こんにちは♪
秋晴れの朝、「今日こそシーツもタオルケットも全部洗っちゃおう!」と張りきって、干し終わったら肩がずーんと重い。洗濯物干しのあとの肩のつらさ、地味だけど毎日のことなので、じわじわ効いてきますよね😅
洗濯物干しで肩が疲れるのは、腕を上げている時間が思っている以上に長いからかもしれません。今日は、干し方の順番をちょっと入れかえるだけで、肩の仕事を減らせるコツをご紹介しますね。
この記事でわかること
- 腕を上げる家事が、肩の負担になりやすい理由
- ハンガー掛けを胸の高さで済ませる、肩にやさしい干し方の順番
- 干し終わったあとの肩のゆるめ方と、整形外科に相談したいサイン
腕を上げる家事は、肩にとって意外と重労働なんです
腕を肩より上に上げたままの作業は、首から肩、腕にかけての負担になりやすい動きです。
厚生労働省の上肢障害の労災認定についてのパンフレットでは、腕や手を使いすぎると、首から肩、腕、手、指にかけて炎症を起こしたり、関節や腱に異常が出たりすることがある、と説明しています。そして、「上肢を上げた状態で行う作業」(天井など上のほうを対象にする作業)が、首・肩・腕に負担のかかる作業のひとつとして挙げられているんです。
これはお仕事での病気を労災と認めるための資料なのですが、腕や手を使いすぎる機会は、仕事だけでなく家事や育児の中にもある、とも書かれています。毎日の家事も、肩にとっては立派な「作業」なんですね。
腕を上げているあいだ、肩や首のまわりの筋肉は、腕の重さを支えるためにずっと働き続けています。洗濯バサミをひとつ留めるだけなら一瞬でも、それが何十回と続くと、肩にとってはなかなかの重労働。ちょっとした「腕の空中待機」が、積み重なっていくんですね。
洗濯物干し、どこで肩が疲れているの?
いちばん肩を使っているのは、竿の高さのまま、ハンガーに掛けたり洗濯バサミで留めたりしている時間です。
洗濯物干しの流れを分けてみると、こんな感じになります。
| 動き | 腕の位置 |
|---|---|
| かごから洗濯物を取る | 下(前かがみになりやすい) |
| パンパンとしわを伸ばす | 胸のあたり |
| ハンガーや洗濯バサミに付ける | 竿の近くでやると、腕は上がったまま |
| 竿に掛ける | 上 |
「竿に掛ける」瞬間に腕が上がるのは仕方ないのですが、そのひとつ前の「付ける」作業まで竿の高さでやっていると、腕を上げている時間がぐんと長くなってしまいます。
ピンチハンガーを竿に吊るしたまま、靴下を1足ずつ留めていく。これ、肩にとっては腕を上げっぱなしの作業なんです。
ハンガーに掛けるのは、胸の高さで
コツはシンプルで、「付ける作業は胸からおへその高さで、竿に掛けるときだけ腕を上げる」です。
肩にやさしい干し方の順番
- 洗濯かごは床に直置きせず、台や椅子の上など腰くらいの高さに置く
- しわを伸ばしたら、そのまま胸の前でハンガーに掛ける・洗濯バサミで留める
- 何枚か付け終わったら、まとめて竿へ。腕を上げるのはこの一瞬だけ
- ピンチハンガーは、低い位置(手すりや胸の高さのフックなど)に掛けて小物を留めてから、最後に竿へ移す
- 竿の正面に立ち、体を竿に近づけてから掛ける
腕を上げる回数は同じでも、上げている時間を短くできるのがポイントです。かごの位置を上げておくと、取るたびに前かがみになるのも減らせて、腰にとってもうれしいですね♪
物干し竿が高すぎて背伸びしないと届かないときは、竿の高さを下げられるか確かめてみてください。踏み台を使う場合は、ぐらつかない安定したものを選んで、足もとに気をつけてくださいね。
部屋干しの日は、ここを見直して
秋の長雨や、これからの寒い季節は部屋干しが増えますよね。カーテンレールや天井近くの物干しに掛けるときも、考え方は同じです。
- ハンガーへの掛けつけは、テーブルの上やソファの前など、胸の高さで済ませる
- 高さを変えられる室内物干しなら、自分の目線くらいまで下げて使う
- カーテンレールに何枚も並べるときは、数枚ごとに腕を下ろして休む
「上で作業しない」を意識するだけでも、干し終わったあとの肩の重さが違ってきますよ☆
干し終わった肩は、どうゆるめる?
がんばった肩は、腕をいったん下ろして、力を抜く時間をつくってあげましょう。
- 腕をだらんと下ろして、肩の力を抜いたまま、体を左右に小さくゆらす(10秒くらい)
- 肩をゆっくり後ろ回し。大きく回すより、肩甲骨が背中の上をすべるのを感じるくらいで5回
- 両手を肋骨の横にそえて、肋骨がふくらむのを感じながら、ゆっくり深呼吸を3回
深呼吸のとき、肩がすっと上がってしまう方は、首や肩の筋肉も使って息を吸っている可能性があります。肩に力が入りやすい方は、手のひらで肋骨をやさしく感じながら、横に広げるように吸ってみてください。このお話は、深呼吸で肩が上がってしまう人へのコラムでも書いています。
肩を前にすくめたまま縮こまるクセが気になる方は、巻き肩と胸ひらきケアのコラムもあわせてどうぞ♪
腕が上がらない、夜もずきずきするときは整形外科へ
洗濯物干しのたびに肩が痛む、腕を上げるのがつらいという状態が続くときは、肩の疲れだけではないこともあるので、早めに整形外科で相談してください。
日本整形外科学会の五十肩(肩関節周囲炎)の解説では、肩の関節が痛んで動きが悪くなり、髪をとかしたり服を着替えたりするのが不自由になることや、夜中にずきずき痛んで眠れないほどになることがある、と紹介されています。放っておくと関節がくっついて動かなくなることもあるため、早めの受診が大切とされています。
- 腕を上げると痛くて、途中までしか上がらない
- 髪をとかす、服を着替えるのがつらい
- 夜中にずきずき痛んで目が覚める
- 腕や手にしびれがある
こんなときは、干し方の工夫やセルフケアの前に、まず医療機関へ相談してくださいね。
よくある質問
Q. 洗濯物を干すと肩が痛いのは、五十肩でしょうか?
A. 肩の疲れからくるつらさのこともあれば、五十肩など肩の関節そのものの不調のこともあり、ご自分で見分けるのは難しいです。腕が途中までしか上がらない、着替えがつらい、夜中に痛むといった様子があれば、早めに整形外科で相談してください。
Q. 洗濯物は、まとめて干すのと毎日少しずつ干すのと、どちらが肩にいい?
A. どちらがよいと決まっているわけではありませんが、肩のことを考えると、腕を上げっぱなしの時間を長くしないことが大切です。量が多い日は、途中で一度腕を下ろして休む、付ける作業は胸の高さで済ませるなど、区切りながら干すのがおすすめです。
Q. 肩がこったら、とにかく揉んでほぐしたほうがいい?
A. 揉むと気持ちよく感じることもありますが、私は施術で肩をずっと揉むことはあまりしないんです。肩のこりの原因が別のところにあると、一時的に楽になってもまた戻りやすいからです。まずは腕を上げる時間を減らすなど、肩に負担がかかる場面を見直してみるのもひとつの方法ですよ。
まとめ
洗濯物干しで肩がつらくなるのは、竿の高さで作業している時間が長いことが関係しているかもしれません。ハンガー掛けや洗濯バサミは胸の高さで、竿に掛けるときだけ腕を上げる。干し終わったら腕を下ろしてひと休み。明日の洗濯から、順番を少しだけ入れかえてみてくださいね♪
feel me heart は、秦野市・渋沢駅から歩いて来られる、女性専用のプライベートサロンです。肩だけを見るのではなく、背骨や骨盤から全身を整えていくことを大切にしています。
肩のつらさが気になる方は、feel me heart の整体のご案内ものぞいてみてください。
